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2008年6月 9日 (月)

Galapago in CUBA その6

さて、今回の旅最大の目標である、
サンティアゴ・デ・クーバで行われた
フェスティバルでの演奏。

残念なことに、演奏中の写真がほとんどありません。

どうしてかと言うと、僕らガラパゴメンバーは演奏、
一緒に行ったSちえさん達は、重要な私物の見張り番兼
私的国際交流(現地の人とダンス)担当。

しかも、会場はどこも照明が少なくて暗め。
そんな中での数少ない写真です。

先ずは、初日のサロン・デ・ロス・グランデス。

カセッチの勢いのあるMCは、僕らにパワーをくれました。
って、何言ってるのかさっぱりわかりませんが・・・(笑)

Live2



記念すべきガラパゴのキューバ初ライブ、
演奏前は、『武者震い』がおきました。

Live4

弾きまくっております!



お客さんも初めのうちは、
「こいつら何者だ?」「東洋人がラテン?」
という感じで、物珍しさから写真を撮るのに夢中でしたが、
曲を重ねるうちに、いつしか会場は一つになりました。

最後の曲が終わると、
座っていたお客さん達が、前から順にわーっと立ち上がり、
『スタンディングオベーション』。

あんなふうに、会場がうねる様を見たのは、
人生初体験でした。

「キューバに来て、よかったぁ〜!」

心底そう思いました。


最後には、サンティアゴで一番有名な日本人ミュージシャン、
『マコト・ササキ』さんも参加して、
お馴染み「ソン・デ・ラ・ロマ」

Live3





二日目は、パティオ・アルテックス。

ヨーロッパからの観光客が多い会場でした。
吹き抜けのある中庭での演奏は、これまた雰囲気のある夜でした。

Live5

カセッチ見切れてますが、ちゃんといます。




三日目のカサ・デ・ラ・ムシカ。

サンティアゴでは最も敷居が高いと評判の高級ライブハウス。

お客さんも、気楽に踊ったり、騒いだりというより、
『演奏』をクールに聴くという
関係者各位?のような人種が多く集まっていて、
何となく会場内の空気はピリピリ。

Live6

ピンボケは、ご容赦下さい!



そこへもってきて、共演したバンドがすごかった!

先ずは、日本で言う『歌舞伎』のように、
ソン発祥の頃から代々引き継がれているという
歴史ある一族バンド『ファミリア・バレラ・ミランダ』。

そしてもう一組はなんと、
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でお馴染み、
世界に名立たるキューバン・ミュージシャン、
コンパイ・セグンドのバンド『グルーポ・コンパイ・セグンド』。

超一流ミュージシャン達が、
今目の前にいる、生で演奏している!!

興奮しないわけがありません。

Live12

グルーポ・コンパイ・セグンドのクワトロ奏者と。



Live7

キューバのトップシンガー、『マルタ・カンポス』が、
演奏を聴きに来ていました。
みちこちゃんは、相当緊張したみたい。




最終日はオリエンテ大学でのライブ。

バスで移動。

Live8



準備待ち。

Live9


演奏開始は何時から・・といった類いの情報が曖昧で、
学生さん達もちゃんと知らされていなかったらしく、
音に誘われ、徐々に人が集まる感じは、
キューバ感満載(笑)。

日本でだったら、イライラしたかもだけど、
そんな状況が、むしろ楽しかった。


Live10

最終的には大勢の人が集まって盛り上がってくれました。
(この様子はClave y Galaoagoのサイトでご覧いただけます)

大学内なので、もちろん観光客も関係者各位もいない。
お客さんはキューバ人だけ。
野外でのこんな体験も忘れられない思い出です。




そして、最後に僕らの世話をしてくれた
現地スタッフと記念撮影。

Live11jpg

楽器の手配、会場整理、通訳等本当にお世話になりました。

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